半年前のデルタ波に比べると、立ち上がりが急峻です。
感染力も強く友人(開業医)にも感染者が出ており猛威を振るっています。
幸い重症者や死亡例は少なく、数日間の安静療養で症状軽快する人が多いのが救いです。
人の動きが原因なのではなくて、ウイルス側の事情によるもののような気がします。
もう少しの辛抱です。
罹らないように、うつさないように、それぞれに注意して過ごしましょう。
コロナの影響を受けて少し物足りない症例数でしたが、
優秀なスタッフの協力もあって、qualityの高い手術治療を続けることができた1年でした。
また論文4本、国際学会発表2回、国内学会発表5回、セミナー講演2回と
老体に鞭打って自分なりにアカデミックな活動ができた1年だったと思います。
御用納めの会では、65歳の誕生日を皆に祝ってもらいプレゼントも頂いて幸せなひと時でした。
教育職や公的病院に勤務している同世代の人たちが現役を一旦退く年頃・・・
自分自身が登っている山道をこれからどうやって降りるのかを考える年齢になりました。
現役外科医でいる限りは安全で確実な手術を提供するべく、
これからもより質の高い医療を追求したと思います。
来年もよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。
皆様、良いお年をお迎えください。
学会雑誌に投稿していた論文が受理され”本日公開”との連絡を受けました。
まさにクリスマスプレゼントです・・・ありがたや
下肢静脈瘤の術後におきる神経障害の発生率とその回避策に関して、
今年1年間ずーっと熱心に取り組んできたテーマなんですが、
その観察結果と予防策の成果をまとめた2作が完成です。
1) 少しでも術後合併症の少ない、「安全な」手術をすること
2) また少しでも再発の少ない、「確実な」手術をすること
・・・すなわち安全性と確実性、
この2点をこれからも愚直に追求していきたいと思います。
昨年に引き続き、今年もコロナ感染症に右往左往と振り回されたあわただしい一年でした。
熊本ではもう1月以上も新規感染患者が出ておらず、来年以降は果たしてどうなるのかと思います。
海外では新しい株が蔓延し感染者数の増大が連日報道されていますが・・・
このグラフ、来年はどんな波になるのでしょうか?
できることは限られていますが、3密を避けてベーシックな感染予防対策を地道に続けて行く他はなさそうですね。
2010年5月に開院して以来、本日手術症例が8000例に達しました。
ストリッピング手術からレーザー治療へと術式の変遷はありますが、
低侵襲で合併症の少ない手術を目指して、治療法は日々進歩しています。
「千里の道も1歩から」
これからも1例1例を丁寧に、質の高い治療を続けていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
熊本新港で新たに企画開催された第1回の記念すべき大会です。
広大な敷地に駐車スペースもたっぷり。
良く準備されたスムースな運営に納得です。
西区の皆さんのおもてなしを受けて好天の秋の1日を楽しむことができました。
日常は、海のない街で暮らしているという認識なんですが・・・
身近なところにこんな素敵な場所発見でした。
ご当地の貝汁、最高でした!
ぜひ来年も開催してもらいたいものです。
関係者の皆さん、Good Jobでした。
昨年2月の熊本城マラソン以来の大会。
秋晴れの玉名郡和水町、金栗さんの出身地・三加和の里を走る10Kのロードレースでした。
コロナ禍の中、開会式なし、ゲストランナーなし、一斉スタートなし、ハイタッチ禁止、豚汁の炊き出し無し、お楽しみ抽選会なし、完走証の発行なし、閉会式なし、の無い無い尽くしの大会でしたが・・・
この困難な時期に大会を開催運営していただきありがとうございました。
関係各位に心から感謝です。
雲一つない秋の一日を満喫し、三加和温泉で汗を流して帰宅しました。
何気ない日常が有難いです。
1年9か月ぶりのクリニックの食事会。
長いコロナ感染症の自粛期間がやっと晴れて、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。
コロナ前は当たり前だった日常が少しずつ戻りつつあり、普通に宴会を開けることをありがたいなあ、とあらためて感じます。
日々の生活をいつも通りに過ごせることが何よりですね。
札幌で開催されている学会に熊本からリモート参加させていただきました。
ハイブリッドの学会参加は初めての経験です。
座長のお一人は現地札幌の会場から、もうお一人は広島からリモートでの議事進行。
各演者も現地から、リモートからと、まさにハイブリッド開催でした。
うっ滞性潰瘍は静脈外科医にとってチャレンジングな話題でもあり、大変勉強になりました。
座長の春田先生とも充実した討論ができて有意義な発表になりました。
今年の学会発表は一旦これにて終了です。
来年は現地開催が増えて、face to faceでの情報交換ができるといいなあ、と心から思う今日この頃です。
学問の秋です。
札幌で開催されるはずだった第16回アジア静脈学会、コロナ禍の影響で
今回もまたwebでのリモート開催となりました。
院長室に籠ってのライブ配信はシンポジウムでのプレゼン12分+3分のdiscussion・・・たった今終わりました。
例によって、いつも通りプレゼンは原稿の棒読み、これは何とか・・・
Q&Aはしどろもどろながら・・・「インディアン、嘘つかない」的な英語で何とか乗り切ることができました。
座長のお一人が日本人の先生で、大変心強かったです、助かりました。
英語でのプレゼンはいつも敵前逃げ出したくなるドキドキ感でいっぱいです。
少し休んで2日後は日本語でのプレゼン・・・油断しない様に準備です。