秋晴れの日が続いています。
旧・三加和町(現・和水町)は金栗四三さんの生まれ故郷、
稲穂と小川のせせらぎが織りなす日本固有の優しい田園風景が
心穏やかな気持ちにさせてくれます。
ここに通い始めて早10年、年ごとにタイムは遅くなりますが、
自分のふるさとに帰省したかのような安心感・・・
今年も、のどかな秋の一日をありがとうございました。
過去10カ月を振り返ってみると・・・
2月と8月にピークがあります。
8月の流行は2月のそれに比べると、感染力が増しているものの、
重症化率はぐんと下がっていることがわかります。
だんだん、風邪のウイルスに近づきつつあるのでしょうか。
経済活動も社会活動もぼちぼち再開してもよさそうですね。
油断禁物だけど
新国立競技場を発着するマラソン大会を走ってきました。
ぎっくり腰から3カ月経過し、痛みは多少遠のいてはいますが・・・
だましだましトレーニングするも、こわごわで強度は上げられない。
かすかな光と不安が入り混じる中、1万5千人のランナーと共にスタートラインに整列・・・
制限時間も厳しく、エリートランナーの号砲から25分遅れてスタート。
3か所の関門をギリギリクリアして、何とか時間内にゴールすることができました。
あーあ楽しかった・・・いい汗かけてありがたやです。
無心でかけっこした秋晴れの一日でした。
宮沢賢治の作品の多くは没後に発見され、弟さんや友人の手で整理され出版されたものです。
なかでも「銀河鉄道の夜」は、独自の宇宙的スケールの世界観と、利他や自己犠牲といった深遠な宗教観が詰まった最も精神性の高い作品です。
生前に大きな文学賞を得て周囲の期待と注目の中で創作活動を続ける作家がいる中、コツコツと日常の仕事や生活と並行して、丁寧に作品と向き合った真摯な生き方に共鳴と憧憬を禁じ得ません。
今では誰もが知っている「雨ニモマケズ」の一節も、亡くなる直前に手帳に書き留めていたメモが後年発見されたものらしく、自己と向き合う孤高な姿勢に感動を覚えます。
他者の目を意識しない、慈悲深くも素朴で求道的な賢治の生き方を、この年になって知ることができたのは幸いでした。
3年ぶりでした。
実走の大会がやっと戻ってきた、という感じです。
稲穂が実り彼岸花が咲く田園風景に心身ともに癒されます。
7月、エントリー直後にぎっくり腰を患い、歩くのがやっとの状態から
少しずつジョギングを再開させ、スタートラインに立てただけでも大満足。
澄んだ空気と青い空の下で、今となっては懐かしい秋の一日を満喫しました。
思い通りにいかないことも含めて人生ですね。
走れるだけでも幸せな事です。
菅原道真の提言により260年以上続いた遣唐使制度は廃止されました。
当時は海を渡り大陸に行くには大きな危険が伴い、航海の成功率は約半分。
唐からは仏教文化や法典、政治制度など先進的な情報がもたらされ、当時の日本にとっては貴重な情報交流であったようです。
894年、朝廷から遣唐使に任命された道真は、航海の危険性と唐朝末期の混乱を理由に渡航中止を提言し、任を解かれることなく結果的に遣唐使制度は中止になっています。
907年に唐は滅亡。
道真は901年、藤原氏との政争に敗れ大宰府へ左遷され失意のうちに2年後に亡くなっています。
死後、宮中では不吉な出来事が頻発し、道真公の魂を鎮めるために
947年、北野天満宮が造設され、以後神として崇め奉られます。
全国各地にある菅原神社や天神様は数知れず、その数は1万社とも。
学問の神様であり、シンボルは梅と臥牛
お盆を過ぎて少しずつ朝の気温が下がっているように感じます。
ネットの情報ですが、波がピークアウトしつつあるのかなとの印象です。
これでコロナ感染終了、という訳にはいかないでしょうが・・・
これからもコロナとの闘いは続きそうですが、現実をあるがままに受け入れてできることを少しずつ
始めていく時期が来ているみたいです。
この動的予測通りに感染が一旦消退してくれることを祈りたいですね。
第?波でしょうか?
県内では連日4000人を超える感染者が報告されています。
たまたま調べたら陽性だったという人もいて、全員調べたらもっと多くの感染者がいるのだろうと思われます。
感染者の数に比べて、重症者の数が少ないのが何よりの幸い。
1年前と同様、夏休みの終焉とともにコロナも落ち着いてくれたら良いのですが・・・
地道に対策をしながら、辛抱強くその日が来るのを楽しみに待ちましょう。
かねてより寄稿しておりました論文がこのほど「静脈学」にweb公開されました。
この2編はともに新しい手術手技による臨床報告で、幸いなことに迅速な審査を経て、
世に出ることができました。まさにラッキーな論文です。
最近の「静脈学」の編集体制はかつてないほど充実しており、
今回も質の高い秀逸な査読を受けることができました。
時に図表作成の提案や考察部分の論点整理に関して、著者の気づかない部分についても、
建設的な助言をいただくこともあり、査読委員の高い見識と人間性に頭の下がる思いです。
小生も、時に論文の評価側に立つことがありますが・・・、
査読に際しては、極力中立でフェアな意見を述べることを心掛けています。
投稿者からは査読者の姿が見えないため、覆面をかぶった状態での天上からのコメントは、
その人の良識や学問的姿勢が問われることになると考えています。
真剣勝負の場であるほど、公正中立な意見の重さが際立ちます。
まさに「武士道」の精神。
編集および査読にボランティアとして奉仕されておられる先生方のこれまでの
ご苦労とご尽力に対し、会員の一人として心より感謝申し上げます。
15年来の恩師・広川雅之先生が大会長として東京で開催された学会へ行って参りました。
テーマは「つどい、かたらう、静脈学」 ・・・Nice!
2年間WEB開催が続いていた大会ですが、現地でのface to faceでの議論は久しぶりです。
懐かしいお顔にも出会えて充実した2泊3日を過ごすことができました。
無事に発表も終わり、新たなモチベーションのきっかけをもらって、もう少しだけ頑張ってみようかと心新たにしております。
濃厚な情報交換にお付き合い頂いた皆々様、楽しい時間をありがとうございました。
来年は四国松山市で八杉会長の元に開催予定・・・今から楽しみにしています。