土曜日の朝、羽田に着陸できない時は引き返しますと離陸。
真っ白な雪雲の上は吸い込まれるような青空が広がっていたのですが・・・
約2時間後、雪の羽田に無事に着陸。
後続便は欠航となりました。
危機一髪のセーフで姪っ子の結婚式に参列できました。
夕方からの披露宴ですが、窓の外は猛吹雪で雪が横に流れます。
関東地方は記録的な積雪とのこと。
白と黒の水墨画の世界です。
近くのコンビニや呑み屋も閉店してます。
思い出に残るインパクトのある一日でした。
一夜明けた今朝は快晴で雪景色の皇居がまぶしいくらいです。
午後からの熊本便は少し遅れて運行され無事戻って来きました。
自然の猛威の前に人は無力です。
帰ってこれてラッキーでした。
夏井睦先生は「傷を消毒してはダメ」「ラップ療法」「湿潤治療」などを提唱した形成外科医です。
その影響もあってここ数年来私は創を消毒することがありません。
その代わりに傷を観察し、洗浄し、必要であればドレナージ、デブリドメン、wet dressingをします。
今日に至るまで一例も術後の創感染はなく、この理論の正当性は明らかです。
傷の「手当て」は大切だけれども、傷の「消毒」は有害という結論です。
「傷は消毒しなければ化膿する」という古来からの言い伝え(因習、習慣、迷信)に対して
「傷の消毒は治癒を妨げ患者に不利益」という新しい治療概念が登場し、
両者はせめぎあってきました。
現在では科学的エビデンスによりすっかり解決決着した論争なのですが
10年前は非常識と受け入れてもらえないこともありました。
さて夏井先生、このたび「たけしのTVタックル」に出演。
炭水化物は有害であり食べてはいけないとの理論を強烈に展開されました。
彼自身の実体験をも踏まえてのトークは説得力抜群。
また最近では炭水化物は新型コカインであり脳のドパミン放出を高める、との本も出てきています。
人類はその長い歴史を「飢え」との戦いに費やしてきました。
炊き立てご飯や焼き立てパンのおいしさは無敵ですね。
神様は炭水化物に極上の美味を与えることで、人を「飢え」から守ろうとされたのでしょう。
さらに加えて麻薬性すら与えたのかもしれません・・・神の愛?。
過剰な炭水化物の摂取が、肥満や糖尿病を招いているのは何とも皮肉なことです。
お金持ちの贅沢や過保護がその子供たち自身をスポイルするような図式でしょうか・・・。
この興味深い論争から目が離せません。
BSプレミアムでの1時間半を堪能しました。
小6の夏休み、デビューアルバムを聞きたくて近所のお兄ちゃんちに
厚かましくもほぼ毎日お邪魔していた頃を思い出します。
今聴いても音楽性の質の高さにびっくりです。
奇才すぎやまこういちの楽曲を完全消化したリズム隊も健在でした。
現在は俳優・岸部一徳のベース・・・この人こんなに上手だったのかと驚きです。
この方相当に出来る方なのでしょうね。
還暦過ぎた瞳みのるのドラムスも衰え知らずでなかなか。
加橋かつみのボーカル・・・相変わらず揺らぎます。
森本太郎のギター・・・危なっかしくて昔のままです。
ジュリー・・・まさに文句なしの稀有の天才でしょう。
私の中のレジェンド、夢のような時間に浸って不思議な幸福感です。
http://www.youtube.com/watch?v=kBICXrATctQ
鹿児島県指宿市で開催された第33回いぶすき菜の花マラソン大会にお邪魔しました。
天候に恵まれ19549人のランナーと共に午前9時にスタート。
評判どおり私設エイドがすばらしい充実ぶりでした。
地元の皆さん総出で歓迎して頂くのが有難いです。
コースの脇にはぜんざい、さつま揚げ、金柑、梅干、節汁、ワイン、マンゴージュース、そーめん、地鶏焼き、豚汁、鰹の腹皮、空豆のポタージュスープ、おでん、生姜湯、唐芋のてんぷら、熱いお茶やお餅などが供されており、そのほとんどを次々に堪能。
沿道の声援に加えて、小さな子ども達のハイタッチや手渡しチョコレートにも元気をもらいました。
お蔭様でお腹一杯・・・というか食べすぎてしまい後半は失速・・・
なんとか終盤立て直して・・・スタート前より少し太って(?)無事完走しました。
県外からのリピーターが多いのもうなずける素敵な大会でした。
薩摩の暖かいおもてなしに感謝です。
今年1例目の手術が無事終了しました。
新たな一年の幕開けです。
ランナー村上春樹氏曰く、作家は長距離ランナーであると。
「外科医」もある意味において長距離ランナーに似ています。
健康に留意して力まずに毎日の仕事に集中する。
それをひたすら繰り返す。
さらに質の高い仕事を黙々と続ける。
ある意味「無心」の作業の連続とも言えます。
せっかく神様から頂いた天職ですので毎日を大切にして今年一年をすごしていきたいです。
本年も皆様のお力をお借りして良い仕事をさせていただきます。
今年最後の診療が終了しました。
職人外科医として達成感のある充実した一年でした。
お世話になったスタッフやドクター、友人、知人ほかすべての関係者に感謝申し上げます。
患者さんから感謝され喜んでもらえるのが嬉しくてそれを生きがいに仕事をしています。
今年も沢山のHAPPY FOOTに出会えたことを素直に喜びたいと思います。
来年もプロフェッションとして社会に貢献奉仕できればと思います。
あまり欲張らずに質の高い手術を丁寧に続けていきます。
本日は誕生日・・・両親に感謝する日です。
皆様も良いお年をお迎えください。
一年が経つのはあっという間ですね。
週末はクリニックの忘年会でした。
誕生日のお祝いにスタッフから寄せ書き帳をもらって
大いに喜んでおります。
いつもありがとうございます。
折りしも当日の夜、遥か山形の地で初孫が誕生。
明日はクリスマスイブです。
皆様にメリークリスマス!
週末は市の医師会忘年会。
4年前に開業しまして・・・この年になりまして(もうすぐ還暦)・・・
なんと今年の宴会の余興担当を仰せつかりました。
我が北2部では、小生でもまだ若手・新人の部類なので、体を張ってのステージです。
大事な小道具の「絵日記」を描いてくれたのは工藤さん。
素晴らしい出来栄えです。
私の迷う演技はともかく絵日記のクオリティが抜群でした。
お陰様で無事に宴会終了・・・パチパチパチ、めでたしめでたし。
ありがとう工藤画伯!
今年最後のレースです。
宮崎に行ってきました。
長嶋茂雄氏が命名したサンマリンスタジアムを会場とする評判の大会です。
午前9時快晴微風気温7度の好条件のもと
君原さん、東国原さん、千葉真子さんなどのゲストを迎えて約一万人のランナーとフルを走りました。
前回同様・・・遠い、きつい、辛い、遅い、痛いレースでしたが、何とか完走できました。
レース後は足を引きずります。つりそうです。
帰路は安全確保のため嫁さんに運転してもらいました。
いろんな人のお世話になりながらこれからも生きていくことになるのでしょう。
皆さんよろしくお願いしますね。
このほど学会誌「静脈学」に投稿していた論文が掲載されました。
5年前、広島の清水クリニックに手術見学にお邪魔したときに
清水康廣先生から直に指導を受けた手術器具に関する論文です。
今は亡き清水先生は下肢静脈瘤に関する手術機械や手術法を数多く発明されています。
この器具は清水先生の後継者である清水クリニック現院長の石原浩先生から譲っていただいたものです。
その後、石原先生の熱意とご尽力もあってこの秀逸なストリッパーが国内で市販されることになりました。
今後はより多くの患者さんが天才の遺作の恩恵を受けることが期待されます。
お世話になった先輩達のご恩に報いることができるように、これからも精進を続けたいと思います。
週末は甥っ子の結婚式で上京。
機上から雪を頂いた富士山を発見・・・
しばし見とれておりました。
さすが霊峰です。
彼はまだ若いのですが思いやりにあふれた親孝行な青年に成長して
身内ながらにうれしい限りです。
心からおめでとう!
人となりは年齢とは関係なさそうですね。
街はクリスマスモードになっていました。
一年が経つのは早いものです。
今回は麻酔の勉強です。
加賀百万石の城下町金沢へお邪魔しました。
兼六園では冬支度「雪吊り」の作業が始まっており、
金沢城では少し早い紅葉が楽しめました。
落ち着きのある静かで美しい古都の魅力を堪能しながら
ゆっくりした時間の中で新しい知見を習得できました。
充電完了です。
明日からまた頑張ります。
たまたま見つけた動画ですが・・・
ヨーロッパ人っておしゃれですね。
クラシック音楽が街並みと融合してしております。
音楽を間近に感じられて神々しさすら感じますね。
すばらし!
それにしてもルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
お主、なかなかやるなって感じです。
聴覚を失いながらも魂の力で書き上げた9番目の交響曲。
終盤のフォルテシモが圧巻。
いやーーっ参ったねベートーヴェン、脱帽ですよ。
なんと享年56歳とのこと・・・今の私の歳か・・・ふふううう・・・
って「楽聖」と比較してどうする?
音楽の力って素晴らしいですね。
文化の秋を楽しみましょう。
https://www.facebook.com/photo.php?v=477166815715519&set=vb.398435706921964&type=2&theater
こちらはより高画質です。サイトの下のほうにあります。
http://rocketnews24.com/2012/07/03/226848/
晴天です。秋晴れです。
久留米市へお邪魔しました。
今シーズンの緒戦はいきなりのフルマラソン。
大丈夫か?
完走目的のため最後尾からスタートし
キロ7~8分のラップでゆっくりゴールを目指す作戦です。
それにしても長い、遠い、遅い、つらい、痛い。暑い。
折り返しで足がパンパンになり足指がふやけて水ぶくれ状態、
救護テントで助けてもらい何とかフィニッシュすることが出来ました。
ボランティアスタッフの皆さん、ありがとうございました。
一夜明けた今は、全身の筋肉と関節がぎこぎこしています。
針金細工の人形になった感じです。
還暦近くになってフルマラソンを走るなんて人生何がおきるか
わかりません。
牛レバ刺しが食品衛生法に基づいて禁じられたのが昨年の7月1日。
幸い熊本では馬レバ刺しが普通に食べられています。
驚くことに、最近関東では「自己責任」の名の下になんと豚レバ刺しが
お店で供されているとのことです。
豚レバ刺しって大丈夫かどうか・・・など論外です。
はっきり言って超危険な食べ物です。
食中毒だけでなく、寄生虫やE型肝炎など開発途上国でみられる不衛生な
病気を引き起こすリスクがたっぷりな食べ物です。
豚は生で食べたらダメ。
昔からそうです。
もちろん今でもこれからもそうです。
O-157のリスクが完全に否定できないために、行政が已む無くが禁止した牛レバ刺しでしたが、
もっと深刻な病気を引き起こす可能性の高い豚レバ刺しを結果として巷に登場させてしまったことになります。
皮肉なことです。
しゃれにならない自己責任を取らされる人達が今後出てくることが懸念されます。
関東の皆さん、豚の生食は止めましょうね。
快晴微風の中、船が出ます。
昨年は雨中の月見でしたが今年はありがたい美しい満月です。
水面に月明かりが映る湖面を眺めながらスタッフや友人達と
お月見です。
みんな集中して仕事をしますので、時にはリラックスも大切です。
自然の美しさと人の繋がりの大切さを有難く感じます。
いつもありがとうね。
明日からもがんばりますよ。
正式には「藤崎八幡宮秋季例大祭」とずいぶん堅苦しい名前ですが、
地元では昔から「ぼした祭り」です。
朝鮮出兵から凱旋した城主・加藤清正が兵を伴い武運を感謝し
神前に参ったことを起源としているそうです。
随兵行列に続いて、飾り馬を仕立てた「馬追い」が続きます。
昔は「ぼした、ぼした」と賑やかしく声をあげて練り歩いていましたが、
現在では「どーかい、どーかい」と掛け声が替わってしまいました。
このあまりストイックでないお祭りが終わると秋の到来です。
朝の冷え込みが特徴的で「随兵寒合(ずいびょうがんや)」と呼ばれます。
明日は秋の朝になりそうです。
ありがとうございます。
いただきものです。
菊鹿ワイン、2011年産のシャルドネです。
今年の国内ワイン品評会で最高の賞「プラチナ」を獲得した
熊本県菊鹿町で作られた白ワインです。
http://winebar-tanaka.blog.so-net.ne.jp/2013-06-06
http://www.best-wine.jp/result2013_01.html
新聞報道などで知ってはいたのですが・・・ウレシ
JR九州が今秋から走らせる話題の超豪華列車「ななつ星」で
乗客に提供されるワインとしても選ばれているそうです。
第二の「くまもん」になるかも
さりげなく隣にあるのは友人が書いたレーザーの教科書です。
早速初版を購入しました。
みんなどんどん偉くなっていきます。
私も地道に頑張ります。
ワインもありがたくいただきます。
南小国町で開催予定だった阿蘇瀬の本高原10マイルレースは大雨警報発令のため中止となりました。
前日より会場近くに宿をとりスタンバっておりましたが、残念です。
大会受付で記念品とお弁当をもらって豪雨のなか帰宅しました。
阿蘇地方では各地に避難勧告が出ておりマラソン大会どころではなかった様子です。
大きな災害被害がなく一安心です。
また来年お邪魔します。