「人間だから失敗することもありますよ、などということは、他の人がいってくれるのならいいけれど、自分で言うことではありませんよ。そういうことを言う人に限って、ミスを犯すんです。プロはね、自分のことを人間だなんて思っちゃいけないんです。」
ストイック!
うーーーん・・・もう一度・・・ストイック!
ストイックだけど説得力のある王貞治さんならではの「プロ論」。
新年にあたって、今一度「プロの外科医」として心に刻みたい言葉です。
一年を通してクオリティの高い仕事をしたいと思います。
今年行った手術症例は721例、
開設以来2年8か月で通算1642例になりました。
たくさんの患者さんに来院していただき、
また術後はたくさんの「Happy Foot」に出会え、
外科医として幸福な1年間をすごすことができました。
関係各位に感謝申し上げます。
来年も1例1例丁寧に診療を続けていきたいと思います。
みなさん、良いお年をお迎えください。
医療セミナーで一般の方を前にお話をする機会は初めて。
寒い中沢山の皆さんに来ていただき感謝です。
下肢静脈瘤の一般的なお話、現在のクリニックで行っている
日帰り手術のことなどスライドを使って約1時間の講演でした。
しっかり内容をお伝えできたか不安もありますが、
なんとか無事に終わって一安心です。
明日から又1例1例を大切に「ストリッピング職人」として
治療に集中したいと思います。
関係者の皆様お疲れ様でした。
音声のみ聴取できます ↓
http://www.rkk.co.jp/event/naruhodo2012/pdf/001.mp3
朝のオペ前に電話・・・今すぐそばに来てると
・・・えっ
親元離れた男子校で机を並べたクラスメートの突然の訪問でした。
ともに「宇」のつく苗字で3年間出席番号が前後という縁もあり
空気感・距離感は昔のままです。
小児外科医から小児科医へ転身し単身赴任で静岡県伊東市の
子供たちの健康を守っているという熱血漢ぶりも昔のまま。
人間の本質とは変わらないものです。
ともに年はとっても星雲の志を忘れずに、これからも益々元気な
おじさんでいましょう。
今日はありがとね。
俺もがんばるけん。
日本人初のオリンピックマラソン代表・金栗四三氏の
生誕地である和水町にお邪魔しました。
氏は3度もオリンピック代表として活躍、
引退後は箱根駅伝の創設などに尽力したそうです。
特別展示ではストックホルム大会で着用したユニフォーム
や足袋なども見ることが出来ました。
きりっとした秋晴れの中、平坦な10Kを無事完走。
走暦1年のおじさんランナーにも優しい里山でした。
ありがとう。
NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」より
筑豊出身の俳優・高倉健さん(81)
「お金をもらって俳優をしながら人生勉強をさせてもらった」
ストイックで自然体な演技が印象的ですが、
番組中の一言・・・
「芝居はテクニックではない、生き方が出る。不思議な仕事です。」と、
ドキッとさせられました。
「手術はテクニックではない、生き方が出る。」
ということか・・・
「外科医をしながら人生勉強をさせてもらう」
・・・なんと幸福なことか。
「生き方が手術に出る。」
・・・ナイスなヒント、ありがとう健さん。
週末の連休は関東での公用私用でした。
静岡県熱海市におじゃましました。
品川から新幹線で32分・・・近っ!
高校の同期約100人が恩師を囲んで大集合。
男子校なので還暦間近のやかましい親父集団です。
中央で活躍する文系同期たちの話はさすがにおもしろかった。
さて、恩師たちはというと・・・皆さんお元気。
教職をなげうって考古学の道に進んだ担任は
今でも霧島や屋久島を歩き回るほどの健脚ぶり。
40年前進路の悩みにズバッと直球アドバイスをもらった恩は忘れません。
同期だけでなく恩師からもパワーをもらった週末でした。
年に一度の観月会はあいにくの雨。
台風17号の影響です。
名月はなくとも同僚や友人たちと湖上で語らい
楽しい時間をすごす事ができました。
雨が降ったり逆風が吹いたりするのも自然。
そこをどう過ごすのかも面白いところですね。
八代郡氷川町へおじゃましました。
町のイメージキャラクター「ひかりん」がお出迎えです。
梨の名産地にふさわしく、会場内やコースのいたるところで
吉野梨の接待を受けました。
梨パワーのおかげもありエントリーした10kを無事完走。
お土産(参加賞)にもジャンボな梨をいただき帰路につきました。
竜北干拓一面に広がる水田には稲穂が色づきはじめており
秋分の日にふさわしく彼岸花も美しく咲いていました。
すっかり秋の気配です。
黒川をはじめとする温泉の宝庫・南小国町へおじゃましました。
開会式ではサプライズゲスト「くまもん」登場。
くまもん体操でウォーミングアップの後、曇天の下10マイルレースのスタートです。
高低差200mの難コース、途中雨が降ったり強い逆風に悩まされたりと
過酷なコンディションでしたが何とか完走できました。
帰りは秋晴れのミルクロードで草原の風景と
焼きトウモロコシ(絶品なんと200円)を楽しみました。
リフレッシュ完了、また明日から頑張ります。
週末は久しぶりの長崎でした。
早朝、宿の近くの中華街の公園で太極拳を見学。
朝日が昇る前に海方面へ走ってみました。
長崎港には龍馬ゆかりの長崎海軍練習艦「観光丸」の復元船が浮かんでいました。
その後小学校の修学旅行以来お目にかかる大浦天主堂やオランダ坂を回って朝ラン終了です。
住んでいる街の近くに素敵な海がある長崎・・・うらやまし。
強いから明るいのか、それとも明るいから強いのか。
そういえば・・・
明るいキャラクターの患者さん達は術後の回復も
早いような気がする・・・気のせいか?
外科医もどんより暗くしているよりは、
さっぱり明るいほうが良いかもしれない。
明るくしていると何か良いことが起きるかも・・・
元気に活躍するアスリートたちを見ていると、なんかそんな気がしてきた。
4年に一度のお祭りの真っ只中です。
柔道競技では???な判定や審判とジュリーの???な関係が
興ざめの極致を連日展開中です。
選手も観客も混乱しています。
柔道このままで大丈夫か?ちょと心配。
陸上や水泳など時計(物理的数字)を競う種目と異なり
「人」が「人」を評価する柔道や体操はどんなに採点を厳格化しても
評価者の主観が入り込む余地があるのでしょう。
勝っても負けても「フェア」な評価であれば両者納得です。
長年努力を重ねて、フェアな評価を受けた結果がメダルにつながるのが素敵ですね。
フェアであること・・・大切だと思います。
昨夜から未明にかけて熊本県下に凄まじい量の雨が降りました。
龍田山に降った雨が流れ込み、朝自宅前の道路は冠水です。
午前中に手術を予定していた御近所の患者さんは白川が危険水位に達したため、
避難勧告から避難指示へと変更になりオペは中止。
お昼前には雨も止んで道路もすっかり乾いてきました。
そこで・・・お昼休みに行ってきました・・・白川へ。
護岸の遊歩道は完全に水没した状態で河川氾濫水位まであと1m。
決壊すると熊本市中心部や国道が水浸しになります。
幸い午後からは山間部の天候も回復しつつあり、
有明海も満潮から干潮へと変化しておりこのまま事なきを得そうです。
身近に自然の猛威を感じた一日でした。
心配して連絡をいただいた知人・友人・御親戚の皆さま、
お見舞いのメール・電話ありがとうございました。
昨夜はJ2ロアッソのホームゲームにおじゃましました。
高木監督の御好意で当院スタッフをKKウィングに招待していただきました。
初めての観戦・・・何もかもが珍しい、ドキドキの連続です。
背番号123のマスコット「ロアッソくん」が唐揚げ店の行列に並んでいます。
スタジアムグルメも種類が豊富で充実しています、馬肉コロッケお勧めです。
地元のちびっこサポーター沢山、赤いユニフォームを着て熱い応援です。
その甲斐もあって強豪千葉を1-0で退け2連勝、ここ5戦連続負けなし。
あいにくの雨でしたが、初ロアッソは興奮しました。
というより・・・「アジアの大砲」
1992-1997日本代表フォワードです。
広島開催のAFCアジアカップ初優勝の決勝ゴールが鮮烈でしたね。
http://www.youtube.com/watch?v=X4-UHmFjloI
本日無事に治療が完了し目出度くクリニックでの記念写真撮影と相成りました。
御本人の了解もいただき快気祝いのブログアップです。
それにしてもそのオーラ、半端ないです。
スポーツの頂点を極めた輝きとナイスなキャラがにじみ出る好人物。
熊本のために頑張ってもらって感謝です。
ますますの御活躍をお祈りします。
週末は上京し専門医試験を受けてきました。
若いドクター達に混じってマークシート100問、制限時間3時間。
医師国家試験受験から31年、修行の日々は続きます。
今朝は少し早くから宿の近くをジョギング。
都電荒川線に沿って南へ早稲田まで走ってきました。
六文銭の及川恒平が歌った「面影橋」が実在することにはびっくり。
あの「神田川」に架かる実物を見れたのは思わぬ収穫でした。
走ることを楽しめるようになると仕事で訪れた街をぶらぶらと広範囲に散策できます。
思いがけない出会いがあるのが新鮮でうれしいですね。
毎年自宅のガレージにやってくる燕一家に新しい命が誕生しました。
ヒナ4羽を確認・・・クチバシは確かに黄色です。
末っ子が県外に進学し同居人は嫁と老犬のみです。
同じ屋根の下に暮らす確かな生命の誕生を例年以上に嬉しく感じます。
食欲旺盛で親鳥たちは餌の確保に大忙し。
梅雨の真っ只中ですが、なんかシンプルにhappyな気持ちになります。
元気に育てよ。
足手荒神さんとして親しまれている嘉島町の甲斐神社に
新しい御札を頂きに参りました。
周到な準備のもと万全の体制とmaxの集中力で毎回の手術に臨んでいます。
それでも偶発的な合併症が術後に起きてしまうことがゼロではありません。
外科手術という侵襲的治療法の宿命です。
できることと言えば・・・
あとは神様に手を合わせ治療の平穏無事をお願いするほかはありません。
心穏やかに明日からの診療に臨みたいと思います。